2022年記事一覧
『マイホームのお金』第4回 住宅ローン借入の諸経費について
新築不動産部 宅地建物取引士&住宅ローンアドバイザーの近藤です。
前回は「そもそも住宅ローの借入はできる?」でしたが
(前回のブログはこちらから)
今回は
④住宅ローンの借入はできる?
不動産を購入するときには住宅ローンを組むことが多いですよね。
その際にかかる諸経費についてお話しします。
■保証料
住宅ローンにおける保証料とは、保証会社からの「保証」を受ける
ために、保証会社に対して支払う費用になります。
一般的に借入金額の1.5%~3.5%を一括で支払うか、借入金利に
上乗せされます。パーセントの差は自己資金出資の割合、返済負担
率、勤続年数、勤務先などによりさまざまです。
■事務取扱手数料
金融機関によって差がありますが11,000円~55,000円が多いところです。
※インターネットで検索すると、保証料0円と謳っている金融機関がありますが、小さな字で申込手数料が融資金額の2%(税別)と書かれていたりします。
融資金額の2%(税別)相当額は保証料額と変わらないくらい高額ですので、ご注意ください。
■印紙税
金融機関との金銭消費貸借契約書にも所定の印紙を貼付し消印する必要があります。
印紙は借入金額1,000万円超、5,000万円以下の契約書には20,000円の印紙を
貼付します。
■抵当権設定費用
住宅ローンを借りた場合、金融機関はその土地・建物へ抵当権を設定します。
抵当権設定登記をする際には登録免許税がかかります。
登記の申請時に司法書士が印紙を貼付して納付します。
登録免許税=債権価額×1/1000
本則の税率は4/1000ですが、マイホームの軽減特例で減税されています。(令和4年3月31日まで)
その他に司法書士の報酬が1件あたり40,000円(税別)程度かかります。
まとめ
このように借入れの際には諸経費がかかります。
特に保証料は大きなウエイトを占めます。
金融機関を選ぶ場合は、金利だけでなく諸経費も含めてトータルで比較する必要があります。
また、事前審査の結果で金利や保証料が提示されますので、HPやチラシだけの数字を鵜呑みにできません。
近年、通常は金利が上乗せになっていた【がん団信】がサービスで付いてくるケースもあります。
さまざまな用件で比較検討する必要があります。
ご自身ですべてを比較するのも大変です。
オオサワ創研の新築相談会・見学会などでお気軽にご相談ください。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは、次回をお楽しみに!!!
『マイホームのお金』第3回 そもそも住宅ローンの借入はできる?
新築不動産部 宅地建物取引士&住宅ローンアドバイザーの近藤です。
前回は『住宅ローンの金利タイプ』についてでしたが、
(前回のブログはこちらから)
今回は
③そもそも住宅ローンの借入はできる?
様々な理由で自分の借入に心配をされている方も多いと思います。いくつかのケースを見てみましょう。
1.やむを得ず転職をしたばかり
一般的には転職から1年未満の場合ほとんどの金融機関が受付すらしてくれません。
OKな事例.1
金融機関によっては、同業種でランクアップのための転職は審査の土台に乗せて
くれます。ただし、実際に承認になるのは上場企業だったり、看護士さんなどの
有資格職種の場合でないと難しいのが現状です。
OKな事例.2
フラット35は基本的に申込条件で勤続年数を問いません。
とは言え審査によっては通らない場合もあります。
ですが上場企業や有資格職種以外でも組めていますし、フラットの取次店によっ
て通りやすい、などもありますので1年未満の方は一度ご相談ください。
2.借入が他にもある
自動車ローンやカードローンなど、すでに借金をしていて住宅ローンは借入できるかな?
と心配になる方も多いと思います。結論から言うと、その他の借入の返済額と、
住宅ローンの返済額の合計が「返済負担率」に収まれば審査は通りやすくなります。
通りやすいというのはそれでも通らない場合があるからです。
例えば、過去に返済の延滞履歴がある。借入先が複数で消費者金融もある。
キャッシング機能付きのクレジットカードを複数枚持っている、などです。
OKな事例.1
過去に延滞があっても、その延滞期間が1か月だったり、回数も少ない場合は信用情報に問題なし、として通っています。逆に61日以上、もしくは3ヶ月以上の場合はほぼ問題あり、になっています。個人でも自分の信用情報を取得できますので、まずは自分の情報はっきり把握することが大切です。
OKな事例.2
キャッシングの枠が50万円あれば住宅ローン3,000万円+50万円、3枚あれば+150万円の計算がされて厳しくなるケースもあります。審査申込前に使わないカードは解約してから申込んだ方が審査は通りやすくなります。ただしすぐにデータは消えないので、カード会社に解約証明をだしてもらうのががおすすめです。
その他「おまとめローン」で他の借入を1本にまとめて、住宅ローンを組みやすくする、などの方法もあります。
また、各金融機関によって審査上の注視するポイントも違ったりしますので、まずはお気軽にご相談ください。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは、次回をお楽しみに!!!
写真振り返る建替え新築事例のご紹介!
こんにちは!!
オオサワ創研 新築・不動産部 新築担当の桑原です。
今回は、マイホーム計画に於いて土地から探して家を建てるケースで、その対象土地に古家が建っている場合が非常に多いので、昨年1月に呉市内中心部で建替え新築されたお客様の実例として紹介します。
題して『写真で振り返る建替え新築の流れ』
○既存の建物の解体前の写真before と 解体後に新完成した写真after を比較
・Before 解体前 建物 ・after 解体後 建物・ガレージ完成
➡
○まず既存の建物解体工事の写真から
➡ ➡
➡
○上棟後~外装・木工事・設備工事・内装工事
➡ ➡
➡
〈イメージパース〉 〈実際の完成写真〉
○建物完成~完成見学会の開催
いかがでしたでしょうか。
今回の実例写真は建替え新築でしたが、もちろん古家がある土地を解体する事を前提に購入する場合、なかなか
イメージが湧きにくいと思います。
解体前の土地にイメージパースをはめ込んで、完成イメージを掴んでいただく事もできますよ♪
○WIHによる現地イメージパースと、完成写真の比較
<既存建物解体後WIHによりイメージ> <実際の完成写真>
オオサワ創研では図面作成の段階から、入念な打ち合わせとVRによるヴァーチャル提案で、お施主様に
安心と分かり易さを一番に心がけております。
PLAN作成のご依頼だけでなく、マイホーム計画の素朴な疑問やご相談、モデルハウスの内覧など
お気軽にお問合せくださいませ。
ではまた次回のブログでお会いしましょう♪
オオサワ創研 新築不動産部 TEL 0120-05-8490
新築担当 桑原 雅則
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