『マイホームのお金』第6回 購入の予算決めて
投稿日:2022.04.27
新築不動産部 宅地建物取引士&住宅ローンアドバイザーの近藤です。
前回は「住宅購入の予算の決め方」でしたが、
(前回のブログはこちらから)
今回は
2022年の住宅ローン減税 新築編です
■そもそも住宅ローン減税とは?
ローンを利用して住宅を取得した場合、
毎年末の住宅ローン残高に応じて
所得税を控除する制度です。
ローン残高に控除率を掛けた金額分の所得税が軽減され、
所得税から控除しきれない場合は、
住民税からも一部控除されます。
■2022年から住宅ローン減税の制度が改正されました
改正ポイント.1
控除期間が最大13年間に延長
2021年(令和3年)までは控除期間が10年間だったのに対し、
2022年(令和4年)からは最大13年間に延長となります。
(2019年の消費税増税に対する緩和策でそれ以降は13年になっていました)
改正ポイント.2
控除率が縮小される
控除率が1%だったのが、2022年(令和4年)からは0.7%となります。
同じ住宅ローン残高でも控除される税額が下がることになります。
残高3,000万円の場合、最大で3,000万円の0.7%である21万円が控除額。
毎年21万円の控除を受けると、13年間で273万円の減税です。
あくまで「最大」で、実際は所得額などによって異なります。
改正ポイント.3
性能別上限額の改正
「その他住宅」の上限額が引き下げられています。
2024年以降は0円!(2023年までに建築確認されている場合は2,000万円)
改正ポイント.その他
◆所得要件
年間所得3,000万円以下⇒2,000万円以下
◆床面積要件
床面積50㎡以上の建物⇒40㎡以上の建物
自分ではなかなか控除額の計算が
難しいところです。
オオサワ創研の新築不動産部へご相談ください!!
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは、次回をお楽しみに!!!