土 地 探 し③「敷地を読み取る」
新築不動産部 宅地建物取引士&住宅ローンアドバイザーの近藤です。
前回は②「土地購入のダンドリとお金」について書きました。
今回は実際に土地を見に行った時のことをお話しします。
土地購入をお考えの方の主な目的は家を建てることだと思います。
そして、家を建てるのに大事なことは、敷地をどのように活かして家を建てるかということです。
土地の形状や隣地建物の位置、太陽の日射しの角度、風向き、眺望、高低差や法的な規制、前面道路の状況など様々な条件がそれぞれの土地には関わってきます。
それらをどう読み取るかが大切になってきます。
皆様が地域性や利便性、環境的に良いと思う土地情報を見つけ、現地へ足を運んだときに見るべきポイントについてご紹介いたします。
■敷地の読み方
敷地の読み方には主に2つあります。
一つは「道路から敷地を見る」こと。もう一つは「敷地の中心に立って周りを見まわす」ことです。
一つ目は、どのように建物を見せた方が良いかなど、
適した配置や外観の形を考えます。
二つ目は、実際に室内に立った時に室内から窓を通して外に何が見えるのか、
何を見たいのかを考えます。
目線が通る場所、太陽がどこから昇りどこへ沈むのか、
高低差、周辺建物の高さや窓の配置はどうかなどを確認します。
また、当初は空き地や駐車場だった隣の敷地に数年後建物が建ち、
陽当たりに大きく影響を及ぼしてしまうといった話も聞くことがあります。
建築前の時点で隣地が空き地や駐車場である場合、
隣地に建物が建つ可能性を考慮しておく必要があります。
すべての土地が良いと言えるわけではありませんが、
それぞれの土地に活かし方の答えや考え方があります。
土地を決めるにあたっての決め手は価格だけではありませんので、
土地の見極め方を少しでも知っていただくことが大切だと考えています。
土地購入の決断にお悩みの方、
家づくりのアドバイスをご希望の方はお気軽にご相談ください。
オオサワ創研の「不動産相談会」「新築相談会・見学会」
などでは資金計画相談やローンシミュレーションを行っていますのでご利用ください。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは、次回をお楽しみに!!!