『家事と暮らしを楽にする』間取りのポイント

こんにちは!新築・不動産部の近藤です。

どんな間取りが家事ラクにつながるのか、

今回はその2として、「収納」について考えてみたいと思います

 

「適材適所の収納で、誰でも使いたいところで使いやすく」

 

収納は収納量が多ければ良いといものではなく、使いたい場所の近くに、適量の収納を設けておくことが大切です。

大きな納戸の中に、とりあえず何でもしまってしまうと、管理している人にしか物の場所がわからなくなって不便です。

普段目に入るリビングが片付いたとしても、納戸の中の掃除、片付けが大変ですし、

必要なものの出し入れなども、管理している人がしないといけなくなってしまいます。

使う場所に必要量が収まるものをそれぞれ設けておけば、使いやすくなりますし、

ストックしておくような収納でも大きなスペースが必要なくなります。

 

<例①> 使いやすい大きさのストックルームで、管理も片付けやすく

廊下などに90cm程度の幅で、床から天井までの収納庫があれば、保管庫として十分機能します。

家の中のものがすべて見やすくストックされていて、

だれでも必要なときに必要な場所に補充できるようしておくのが、

家の中に物が散らからない秘訣だといえます。

 

 

また、最近多いファミリークロゼットをつくる場合は、使い方をよく考えて計画するのが大事です。

例えば、子どもが小さく、家族の誰か1人が全員の衣類などを管理している場合などは、

各部屋にウォークインクロゼットを設けるのではなく、家族共用のファミリークロゼットをリビングの近くなどに設けるケースが増えています。

ただ、大型の収納をつくる場合は物置きのようになってしまう可能性もあるので、

誰が管理するのか、どのように使うのかを考え、使いやすいよう棚をつけて仕切るなどすると良いでしょう。

ある程度子どもが大きかったり、大人同士が暮らすような場合で共用のファミリークロゼットを設ける場合は、

洗面室の下着などの収納であったり、玄関の近くにコートなどを置けたり、部屋着に着替えられるようなスペースとしてつくるのがオススメです。

 

 〈例②〉ゆとりのある土間があると、玄関がすっきり

靴や上着を脱いだり、傘やベビーカー、子どもの外遊び道具などを置いたりと、意外と散らかる玄関スペース。

玄関に土間のような広いスペースがあると玄関が片付く上、玄関から家の中にいろいろと持ち込まないで済むので、

家の中の掃除ストレスも減ります。また、土間以外にも玄関にシューズクローゼットなど、容量のある収納を設ける家も増えています。

掃除のときに、一番面倒に感じるのは、“片付けながら”という動作。

掃除する場所が散らかっていなければ、掃除がすごくラクになります。

 

土間のような広いスペースがあれば、車椅子やベビーカーも置き場所に困らずとても便利です。

また、土間にちょっとした手洗い場があったり、靴のままコートを脱いでかけられるクローゼットがあったりすると、

外からの花粉や埃、ウィルスなど家の中に持ちこまずに済みます。

 

 

実際の建物で土間収納なども見学できます。

こちらから詳細をごらんいただけます。

クレストタウン神山モデルハウス

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