『マイホームのお金』第5回 購入の予算決めて
投稿日:2022.04.30
新築不動産部 宅地建物取引士&住宅ローンアドバイザーの近藤です。
前回は「住宅ローンにかかる諸経費」でしたが、
(前回のブログはこちらから)
今回は
④住宅購入の予算の決め方
具体的に不動産を探すなら、まず最初に「購入予算」の目途をたてて探すことが大切です。
■購入時に使う現金(自己資金)を決める
①入居費用
引越費用・カーテン・照明の目安50万円~100万円
②生活予備費
病気やケガなど万一に備えるお金
生活費の3ヶ月分を目安
■住宅ローン借入額を決める
・一般的に安心といわれる借入額
一般的に「返済負担率が年収の25%以内なら安心」と言われています。
例)負担率25%の毎月返済額と借入額の例
年収 400万円×25%=100万円 →毎月返済額 約 8.3万円 →借入額3,040万円
年収 600万円×25%=150万円 →毎月返済額 約12.5万円 →借入額4,570万円
年収 800万円×25%=200万円 →毎月返済額 約16.7万円 →借入額6,110万円
【計算方法】
ボーナス返済なしの場合。金利0.8%、35年返済として試算。
この例をみて「こんなに返せない」「もっと返せる」と感じる人も多いと思います。
同じ所得でも家族人数やライフスタイルで返済できる額はそれぞれ違います。
もうひとつの決め方は家計にあった返済額の決め方です。
・今の住居費から借入額を決める
積立貯金…家を買うためにしている貯金
固定資産税等…目安は年間10万円~20万円 この分だけをボーナス返済にする方法もあり。
■■■自己資金と借入額が出たら購入予算がきまります■■
やみくもに物件を見に行くのも大変ですのでまずは予算目安を決めて効率よく探しましょう。
※総額予算ですので土地代、諸費用も予算におさまるように計画しましょう。
※住宅ローンは、金融機関によって金利やサービスが異なります。また、同じ返済額でも返済期間に
よって借入額が違ってきます。金利0.8%、返済期間35年を例に購入予算を試算しています。
オオサワ創研の新築相談会・見学会などでは
「資金計画相談&ローンシミュレーション」
を行っていますのでご利用ください。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
それでは、次回をお楽しみに!!!